近年、韓国ドラマやK-POPの影響により、日本国内でも韓国料理は非常に身近な存在となりました。

ビビンバやヤンニョムチキン、トッポギなど、家庭で本格的な韓国の味を再現したいと考える方も多いのではないでしょうか。

料理の決め手となるのが韓国の定番調味料である「コチュジャン」ですが、いざ使おうと思った時に切らしていることに気づくケースも少なくありません。

そんな時、24時間営業で便利なコンビニエンスストアでコチュジャンが手に入るのかは非常に気になるところです。

この記事では、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートといった大手コンビニ各社のコチュジャン取扱状況を詳しく調査しました。

また、万が一店頭で見つからなかった場合に役立つ、身近な材料を使った代用品の作り方もあわせて紹介します。

忙しい夕食の準備中や、深夜の料理作りにぜひ役立ててください。

コンビニにコチュジャンは売ってる?大手3社の最新取扱状況

結論から申し上げますと、ほとんどの大手コンビニエンスストアでコチュジャンは販売されています。

ただし、スーパーマーケットのように何種類も銘柄が揃っているわけではなく、基本的には1種類か2種類の厳選された商品が置かれているのが一般的です。

ここでは、主要なコンビニチェーンごとの具体的なラインナップや特徴について解説します。

セブン-イレブン:品質重視のラインナップ

セブン-イレブンでは、自社ブランドである「セブンプレミアム」の商品、もしくは大手食品メーカーの商品を取り扱っています。

多くの店舗で見かけるのは、S&B(エスビー食品)やハウス食品が展開しているチューブタイプのコチュジャンです。

チューブタイプは100g前後の少量サイズであるため、一人暮らしの方や、たまにしか韓国料理を作らない方にとって非常に使い勝手が良いのが魅力です。

セブンプレミアムの調味料シリーズは、日本人の口に合うように調整されたマイルドな辛さとコクが特徴となっています。

価格帯も200円前後と手頃で、スパイスや和風調味料が並ぶコーナーに陳列されていることが多いです。

ローソン:利便性と多様な店舗形態

ローソンにおいても、コチュジャンの取り扱いは標準的と言えます。

通常店舗では、セブン-イレブンと同様に国内メーカーのチューブ型コチュジャンが主流です。

特筆すべきは、生鮮食品を多く扱う「ローソンストア100」の存在です。

ローソンストア100では、より大容量のカップ入りコチュジャンや、100円(税抜)で購入できる格安のチューブタイプが販売されていることがあります。

コストパフォーマンスを重視したい場合や、大量にコチュジャンを使用する料理を作る場合には、お近くのローソンストア100を確認してみるのがおすすめです。

また、ナチュラルローソンでは、化学調味料不使用などのこだわりを持つメーカーの商品が置かれているケースもあります。

ファミリーマート:韓国グルメへの注力

ファミリーマートは、近年「韓国グルメフェア」などを頻繁に開催しており、韓国料理への注力度が非常に高いコンビニです。

そのため、調味料コーナーにも本格的な韓国ブランドの商品が並ぶ確率が比較的高い傾向にあります。

例えば、韓国の最大手メーカーであるCJ CHEILJEDANG(シージェイ・チェイルジェダン)の「bibigo(ビビゴ)」ブランドの製品が置かれている店舗も見受けられます。

本場韓国の伝統的な製法で作られたコチュジャンは、深いコクとキレのある辛さが特徴です。

ファミリーマートで購入できるコチュジャンは、プライベートブランドの「ファミマル」シリーズの横に並んでいることが多いので、ぜひチェックしてみてください。

コンビニでコチュジャンを探す時のポイントと売り場

コンビニの店内は限られたスペースに多種多様な商品が並んでいるため、コチュジャンを見つけるのに苦労することがあります。

効率よく探し出すために、まずは「調味料コーナー」を目指しましょう。

具体的には、醤油、塩、味噌などが並んでいる棚の近くに、わさびやにんにくのチューブと一緒に並べられていることがほとんどです。

もしそこになければ、中華料理の素(麻婆豆腐の素など)が置かれているエリアを確認してください。

コンビニによっては、ドレッシングやソースの近くに配置されていることもあります。

なお、小規模な店舗や駅ナカの店舗では、食品のラインナップが絞られているため、取り扱いがない可能性もある点に注意が必要です。

コンビニ店名主な形状主なメーカー・ブランド特徴
セブン-イレブンチューブセブンプレミアム、S&Bなど安定した品質とマイルドな味わい
ローソンチューブ・カップS&B、ハウス、PBなどローソンストア100なら大容量もあり
ファミリーマートチューブbibigo、ファミマルなど本場韓国ブランドを取り扱う店舗がある

コンビニにコチュジャンがなかった時の代用品アイデア

もし最寄りのコンビニでコチュジャンが売り切れていたとしても、諦める必要はありません。

コンビニにある他の材料を組み合わせることで、コチュジャンの味に近い代用調味料を自作することが可能です。

コチュジャンは、米や大豆を原料とした味噌に唐辛子を加え、発酵させた甘辛い調味料です。

この「甘み」「コク」「辛み」の3要素を再現することがポイントになります。

味噌・砂糖・唐辛子を混ぜる方法

最もスタンダードで失敗が少ない代用方法は、日本の味噌をベースにする方法です。

以下の比率を目安に混ぜ合わせてみてください。

  • 味噌:大さじ1
  • 砂糖:小さじ1
  • 一味唐辛子:小さじ1/2〜1
  • ごま油:少々(風味付け)

味噌は、あれば赤味噌を使用すると、より本物のコチュジャンに近い深みと色合いが出せます。

白味噌しかない場合は、砂糖の量を少し減らして調整しましょう。

ここに醤油を数滴加えると、さらに味が引き締まります。

豆板醤(トウバンジャン)を活用する方法

もし自宅やコンビニに豆板醤がある場合は、それをベースにするのも非常に有効です。

ただし、豆板醤はコチュジャンよりも塩気が強く、甘みがほとんどありません。

そのため、豆板醤に「砂糖」と「味噌」を加えることで、コチュジャンの風味に近づけることができます。

豆板醤と味噌を1対1の割合で混ぜ、そこに砂糖を加えて好みの甘さに調整してください。

豆板醤特有の塩味を砂糖が和らげ、コチュジャンのようなマイルドな辛さに仕上がります。

焼肉のタレをベースにする裏技

もっと手軽に代用したい場合は、コンビニでも必ず売っている「焼肉のタレ」を使う方法があります。

焼肉のタレには、すでににんにくや生姜、果実の甘み、コクが含まれています。

このタレに、味噌と一味唐辛子を少量加えるだけで、驚くほど本格的な韓国風の味付けになります。

特に炒め物やヤンニョムチキンのソースを作る際には、この方法が非常に便利です。

焼肉のタレは、それ自体が完成された調味料であるため、失敗しにくいのが大きなメリットです。

コチュジャンと似ている調味料との違いを理解しよう

コンビニの棚には、コチュジャンによく似た名前や見た目の調味料が並んでいます。

間違えて購入してしまうと、料理の味が全く変わってしまうため、それぞれの違いを正しく理解しておきましょう。

コチュジャンと豆板醤の違い

まず間違えやすいのが豆板醤です。

豆板醤は中国発祥の調味料で、そら豆を主原料としており、強い塩気とシャープな辛さが特徴です。

一方のコチュジャンは韓国発祥で、もち米や麹を原料としており、発酵による強い甘みが特徴です。

「辛くてしょっぱいのが豆板醤」「辛くて甘いのがコチュジャン」と覚えると分かりやすいでしょう。

麻婆豆腐には豆板醤、ビビンバにはコチュジャンが適しています。

甜麺醤(テンメンジャン)との違い

甜麺醤もまた、中華料理によく使われる甘い味噌です。

こちらは小麦粉を主原料としており、辛みは全くありません。

「中華風甘味噌」とも呼ばれ、回鍋肉や北京ダックのソースに使われます。

コチュジャンの代わりに甜麺醤を使う場合は、唐辛子を多めに追加して辛さを補う必要があります。

コンビニのコチュジャンを使ったおすすめ時短アレンジ

コンビニで購入したコチュジャンは、本格的な韓国料理以外にも活用法がたくさんあります。

ここでは、コンビニ食材と組み合わせた絶品アレンジをご紹介します。

コンビニ惣菜で作る簡単ヤンニョムチキン

コンビニのホットスナックコーナーで売られている「Lチキ」や「ファミチキ」「ななチキ」を用意します。

コチュジャン、ケチャップ、砂糖、醤油を混ぜてレンジで軽く温めたソースを、チキンに絡めるだけで完成です。

お店で買うような本格的なヤンニョムチキンが、わずか3分で楽しめます。

カップラーメンの味変

普通の醤油ラーメンや味噌ラーメンのカップ麺に、コチュジャンを小さじ1杯加えるだけで、一気に韓国風ピリ辛ラーメンに早変わりします。

特に濃厚な豚骨スープとの相性は抜群です。

深夜にお腹が空いた時、少し刺激が欲しい際におすすめのカスタマイズです。

冷凍餃子のタレとして

コンビニで買える冷凍餃子のタレに、少量のコチュジャンを混ぜてみてください。

いつもの酢醤油とは一味違う、コクのある甘辛いタレで食が進みます。

これだけで、お酒のおつまみとしてのクオリティがぐっと上がります。

まとめ

コチュジャンは、今や日本のコンビニエンスストアにおいて欠かせない定番調味料の一つとなっています。

セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートのいずれの主要チェーンでも、使いやすいチューブタイプを中心に販売されています。

基本的には調味料コーナーのスパイス類と同じ棚に並んでいるため、まずはそこをチェックしてみてください。

もし見つからなかった場合でも、日本の味噌や砂糖、唐辛子、あるいは焼肉のタレを組み合わせることで、十分に代用が可能です。

コンビニで手軽にコチュジャンを入手して、日々の食卓に美味しい韓国の彩りを添えてみてはいかがでしょうか。

24時間いつでも手に入る利便性を活かして、ぜひ様々な韓国料理に挑戦してみてください。