「外車はやめとけ」という意見を見て、購入を迷っている方もいるのではないでしょうか。

外車は維持費や修理費が高くなりやすい一方で、車種や使い方を選べば、国産車と同じように日常の移動に使えます。

この記事では、外車が「やめとけ」と言われる理由や購入者の評価、後悔しやすい人・満足しやすい人の特徴を整理し、購入前に確認したいポイントを解説します。

目次 [ close ]
  1. 外車は本当にやめておいたほうがいいのか
    1. 外車と輸入車の違い
  2. 外車はやめとけと言われる主な理由
    1. 修理費や部品代が高くなることがある
    2. 故障したときに部品をすぐ入手できない場合がある
    3. 国産車より維持費が高くなる場合がある
    4. 燃料や消耗品の指定があることも
    5. 操作や装備に慣れるまで時間がかかる
    6. 車幅や取り回しが生活環境に合わないことがある
    7. 中古車は状態の見極めが難しい
  3. 外車を買って後悔しやすい人
    1. 車両価格だけで購入を決めてしまう人
    2. 故障時に車を使えないと困る人
    3. 車の維持に手間や時間をかけたくない人
    4. 車にかける費用をできるだけ抑えたい人
  4. 外車を買って満足しやすい人
    1. 車のデザインや走りに明確な希望がある人
    2. 維持費を含めて無理のない予算を組める人
    3. 購入後の整備先を確保できる人
  5. 外車に対する購入者の評価で見られる傾向
    1. 評価の高い口コミだけで判断しない
  6. 外車を後悔なく選ぶためのポイント
    1. 総額と年間維持費を確認する
    2. 保証の対象と条件を細かく見る
    3. 整備記録と車両の状態を確認する
    4. 生活に合うサイズや装備を選ぶ
    5. 購入先のサポート体制を比べる
    6. 正規ディーラーと中古車販売店の違いを理解する
  7. 新車と中古車では注意点が異なる
    1. 新車を選ぶ場合
    2. 中古車を選ぶ場合
  8. 購入前に使えるチェックリスト
  9. 外車を購入するか迷ったときの判断方法
  10. まとめ

外車は本当にやめておいたほうがいいのか

外車を一律に「やめたほうがいい」とは言えません。

維持費や故障時の対応に不安がある人にとっては負担になりやすい一方、車種の特徴を理解し、購入後の費用や整備先を確保できる人なら、満足できる可能性があります。

判断するときは、車両価格だけでなく、税金、保険、燃料、点検、消耗品、修理費まで含めて検討することが大切です。

「外車だから危険」「外車だから壊れる」と決めつけず、検討中の車種と個体の状態、購入後のサポートを個別に確認しましょう。

外車と輸入車の違い

「外車」は日本国外のメーカーが製造・販売する自動車を指す一般的な呼び方で、「輸入車」は海外から日本に輸入された車を指す言葉です。

海外メーカーの車でも国内で生産される場合があり、反対に海外で生産された日本メーカーの車もあります。

維持費や整備性を考える際は、メーカーの国だけでなく、車種、年式、販売台数、部品の供給状況、販売店のサポート体制を確認してください。

外車はやめとけと言われる主な理由

外車に対する否定的な意見には、実際に起こりうる費用や利便性の問題と、古い情報や個人の経験による印象が混在しています。

ここでは、購入前に知っておきたい代表的な理由を紹介します。

修理費や部品代が高くなることがある

外車の修理費が高くなる要因の一つは、部品の価格や調達にかかる費用です。

部品を海外から取り寄せる場合、輸送や在庫状況によっては、修理に時間がかかったり費用が上がったりすることがあります。

また、車種によっては専用の診断機器や整備知識が必要になり、対応できる工場が限られることもあります。

ただし、すべての外車で修理費が高額になるわけではなく、国内で流通量が多い車種や整備網が充実したメーカーでは、比較的対応しやすい場合もあります。

購入を検討する際は、販売店に故障時の修理先、部品の納期、保証対象、保証期間終了後の費用について確認しましょう。

故障したときに部品をすぐ入手できない場合がある

輸入車は車種や部品によって、国内に在庫がなく、取り寄せが必要になることがあります。

その場合、修理が完了するまで車を使えず、通勤や送迎に支障が出る可能性があります。

国内販売台数が少ないモデルや、生産終了から時間が経過した車では、部品の確保に時間がかかることも考えられます。

車が使えない期間に備え、代車の有無やロードサービスの内容、レンタカー費用の補償を事前に確認しておくと安心です。

国産車より維持費が高くなる場合がある

外車では、車両価格だけでなく、部品代や点検費用、タイヤなどの消耗品費が高くなることがあります。

車種によっては指定されるオイルやタイヤの規格が限られ、国産の一般的な車より選択肢が少ない場合もあります。

一方、維持費はメーカーの国籍だけで決まるものではなく、排気量、車両重量、タイヤサイズ、走行距離、使用環境などによって変わります。

購入前に、検討中の車種について車検や定期点検、タイヤ交換、バッテリー交換の費用を複数の整備先に確認すると、予算を立てやすくなります。

燃料や消耗品の指定があることも

車種によっては、指定された種類の燃料や規格に合うエンジンオイルを使う必要があります。

指定と異なる燃料や油脂類を使うと、車の性能や部品に影響する可能性があるため、取扱説明書やメーカーの案内を確認してください。

また、輸入車はタイヤサイズが大きかったり、特殊な規格が採用されていたりすることがあり、交換費用が高くなる場合があります。

燃料の種類やタイヤ、オイルの価格を購入前に調べ、日々のランニングコストに含めて考えることが重要です。

操作や装備に慣れるまで時間がかかる

外車は、ウインカーレバーやワイパーの配置、シフト操作、メニュー表示などが国産車と異なる場合があります。

運転支援機能や車載システムの操作方法も車種ごとに違うため、納車直後は戸惑うことがあるでしょう。

試乗では走行性能だけでなく、駐車時の見切り、スイッチの位置、画面の見やすさ、シートの調整範囲なども確認してください。

日常的に使う機能を自分で扱いやすいか、販売店で説明を受けたり、実車に触れたりして確かめることが大切です。

車幅や取り回しが生活環境に合わないことがある

車種によっては、車幅や全長が大きく、狭い道路や駐車場で扱いにくく感じることがあります。

自宅や勤務先の駐車スペースに収まるかだけでなく、機械式駐車場の寸法制限や重量制限も確認しましょう。

カタログ上の寸法が条件内でも、ドアを開ける余裕や車庫への進入経路が不足する場合があります。

試乗の際に、普段利用する駐車場やよく通る道を想定して運転し、無理なく扱えるか確認するのがおすすめです。

中古車は状態の見極めが難しい

中古の外車は、新車より手頃な価格で購入できる一方、整備履歴や過去の修理内容を確認する必要があります。

年式や走行距離だけでは、車両の状態を十分に判断できません。

定期点検の記録、交換部品、事故や修復の有無、警告灯の履歴、保証の範囲を確かめてください。

購入価格が安くても、納車後に大きな整備が必要になれば、結果として総額が高くなることがあります。

外車を買って後悔しやすい人

外車が合うかどうかは、車そのものの性能だけでなく、予算や使用環境、車に求めるものによって変わります。

次の特徴に当てはまる場合は、購入を急がず、維持費や使い勝手を慎重に確かめましょう。

車両価格だけで購入を決めてしまう人

中古車の販売価格が魅力的でも、購入後に必要な整備費や税金、保険料を含めると予算を超える可能性があります。

特に、購入資金を使い切ってしまい、故障や消耗品の交換に対応できない状態は避けたいところです。

購入費用と維持費を分けて考え、購入後も急な出費に備えられる余裕を残しておきましょう。

故障時に車を使えないと困る人

通勤や仕事、家族の送迎で車を毎日使う場合、修理に時間がかかると生活に大きな影響が出ることがあります。

近隣に対応できる整備工場があるか、代車を利用できるか、メーカー保証やロードサービスがどこまで対応するかを確認してください。

代替の交通手段を確保できない人は、修理の受付体制や部品供給に関する説明を特に慎重に聞く必要があります。

車の維持に手間や時間をかけたくない人

点検や整備の予約、消耗品の交換時期の管理を負担に感じる人は、購入後のサポート体制が重要です。

自宅から通いやすい正規ディーラーや輸入車に詳しい工場がない場合は、点検や修理のたびに時間がかかる可能性があります。

近隣の整備先を事前に調べ、予約の取りやすさや相談のしやすさも確認しましょう。

車にかける費用をできるだけ抑えたい人

車の購入費と維持費を最小限に抑えることを最優先する場合、外車が希望に合わないことがあります。

車種や条件によっては国産車のほうが部品や整備先を選びやすく、総費用を予測しやすい場合があるためです。

ただし、外車の中にも比較的コンパクトで、維持費を抑えやすいモデルはあります。

先入観で候補から外すのではなく、同じ予算帯の複数車種を見積もりで比べると判断しやすくなります。

外車を買って満足しやすい人

車のデザインや走りに明確な希望がある人

外車のデザインや走行感覚、シートの座り心地、内装の雰囲気などに魅力を感じている人は、購入後の満足度につながる可能性があります。

ただし、イメージだけで決めず、試乗して自分の運転や生活に合うかを確かめることが大切です。

維持費を含めて無理のない予算を組める人

車両価格だけでなく、点検や消耗品、万一の修理費まで予算に含められる人は、想定外の出費に対応しやすくなります。

年間の走行距離や利用頻度をもとに、燃料費や保険料も含めた総額を検討すると、購入後の負担を把握しやすくなります。

購入後の整備先を確保できる人

正規ディーラーや輸入車を扱う整備工場など、車種に合った相談先が見つかっていると、点検や修理時の不安を軽減できます。

購入店以外での整備を希望する場合は、保証の条件や整備記録の扱いについて、販売店と保証会社に事前確認してください。

外車に対する購入者の評価で見られる傾向

外車を購入した人の評価は一様ではなく、満足している点と不満に感じる点が分かれることがあります。

口コミを参考にするときは、投稿者の使用環境や車種、年式、購入価格が自分と近いかを確認しましょう。

評価されやすい点不満につながりやすい点購入前の確認事項
デザインや内装の雰囲気部品代や修理費の負担点検・修理の見積もり
高速走行時の安定感や乗り心地部品の取り寄せにかかる時間部品在庫と代車の有無
運転支援機能や装備操作方法に慣れるまでの時間実車での操作確認
所有することへの満足感駐車場や道路での扱いにくさ寸法、重量、取り回し

評価の高い口コミだけで判断しない

口コミには、購入者の満足度が高いケースだけでなく、故障や費用に関する不満も投稿されています。

一つの体験談をすべての車種に当てはめるのではなく、同じモデルの複数の意見を読み、共通している内容を確認しましょう。

特定の年式やグレードに関する情報なのか、購入直後の感想なのか、長期間乗った後の評価なのかも見分ける必要があります。

口コミは判断材料の一つとして扱い、最終的には車両状態や整備記録、保証内容、販売店の説明を確認してください。

外車を後悔なく選ぶためのポイント

総額と年間維持費を確認する

購入時は、車両本体価格だけでなく、税金、登録にかかる費用、保険、整備費用などを含めた総額を確認します。

購入後の支出は、燃料代、定期点検、車検、タイヤやバッテリーなどの交換費用、駐車場代も含めて見積もりましょう。

維持費は走行距離や使用条件、地域によって異なるため、販売店の概算だけで決めず、整備工場などにも確認すると安心です。

保証の対象と条件を細かく見る

保証が付いていても、すべての故障や部品が対象になるとは限りません。

対象部品、保証期間、走行距離の上限、免責金額、修理を受けられる場所、保証を継続するための条件を確認してください。

中古車では、保証が車両価格に含まれるのか、追加料金が必要なのかも見ておきましょう。

保証の説明は口頭だけで済ませず、契約書や保証規約で内容を確認することが重要です。

整備記録と車両の状態を確認する

中古車を選ぶときは、点検整備記録簿や整備明細を見て、定期的な点検や部品交換が行われていたかを確認しましょう。

記録がない場合は、販売店に整備履歴を把握できる範囲で説明してもらい、必要に応じて第三者の車両検査を利用してください。

事故歴や修復歴の説明、警告灯の状態、エンジンや変速機の動作、エアコンなどの装備も確認する必要があります。

試乗できる場合は、異音や振動、まっすぐ走るか、ブレーキの効きに違和感がないかを確かめます。

生活に合うサイズや装備を選ぶ

車幅や全長が自宅の駐車場に収まるか、よく利用する道路で取り回せるかを確認してください。

チャイルドシートや荷物を載せる予定がある場合は、後部座席や荷室の広さ、ドアの開き方も実車で確かめましょう。

カタログの数値だけでなく、普段の使い方に合わせて、乗り降りのしやすさや視界、駐車のしやすさを確認することが大切です。

購入先のサポート体制を比べる

購入先を選ぶ際は、価格だけでなく、納車前整備の内容や保証、故障時の連絡先、代車の用意について比べましょう。

質問に対して費用や条件を具体的に説明してくれるか、契約を急がせず疑問に答えてくれるかも判断材料になります。

購入後の整備を別の工場に依頼する予定なら、保証への影響や必要な記録について販売店に確認してください。

正規ディーラーと中古車販売店の違いを理解する

正規ディーラーは、メーカーの基準に沿った点検や保証、相談窓口を利用しやすい一方、車両価格や整備費用が高めになる場合があります。

中古車販売店では、幅広い価格帯や車種から選べる一方、保証や整備の内容は店舗や車両ごとに異なります。

どちらが適しているかは、価格、保証、整備内容、購入後の相談先を総合的に比較して判断しましょう。

新車と中古車では注意点が異なる

新車を選ぶ場合

新車は、車両の状態を確認しやすく、メーカー保証や正規ディーラーのサポートを受けられる点が安心材料になります。

一方で、車両価格や納車までの期間、オプション費用を確認する必要があります。

保証が適用される条件や定期点検の費用、代車サービスの範囲を契約前に確認してください。

中古車を選ぶ場合

中古車は予算に合わせて選びやすい一方、車両ごとの状態や整備履歴に差があります。

年式や走行距離の数字だけで決めず、記録簿や修理歴、消耗品の状態を確認することが欠かせません。

納車前にどの部品を整備・交換するのか、納車後に不具合が出た場合はどう対応するのかを契約書に明記してもらいましょう。

価格が相場より大幅に安い場合は、その理由を確認し、説明に納得できないときは購入を見送る判断も必要です。

購入前に使えるチェックリスト

契約前に、以下の項目を一つずつ確認すると、購入後の「こんなはずではなかった」を防ぎやすくなります。

  • 車両価格と諸費用を含む支払総額を確認した。
  • 燃料、保険、点検、車検、消耗品を含む維持費を見積もった。
  • 自宅や勤務先の駐車場に収まり、日常の道路で無理なく使えることを確認した。
  • 購入後に相談できるディーラーや整備工場を調べた。
  • 保証の対象、期間、免責条件、修理先を確認した。
  • 中古車の場合は整備記録、修復歴、納車前整備の内容を確認した。
  • 故障時の代車やロードサービスの条件を確認した。
  • 試乗して運転姿勢、視界、操作性、乗り心地を確かめた。

外車を購入するか迷ったときの判断方法

迷ったときは、「外車か国産車か」だけで考えず、候補車ごとの費用と使い勝手を同じ条件で比べてください。

たとえば、購入予算、年間走行距離、駐車環境、必要な荷室の広さ、故障時に車が使えない期間への対応を整理すると、優先順位が明確になります。

そのうえで、同じ価格帯の国産車と外車から見積もりを取り、購入費用だけでなく保証や点検、修理先まで比較しましょう。

実車を試乗し、販売店や整備工場に維持費を尋ねても不安が解消されない場合は、契約を急がず、別の車種も検討してください。

費用やサポート体制を確認しても無理があるなら、外車を見送るのは合理的な選択です。

まとめ

外車が「やめとけ」と言われる主な理由は、車種によって修理費や部品代が高くなりやすいこと、部品の取り寄せに時間がかかる場合があること、操作やサイズが生活に合わない可能性があることです。

一方で、外車すべてに当てはまる問題ではなく、車種や年式、整備状況、販売店のサポートによって負担は異なります。

購入者の口コミは参考になりますが、個人の体験をそのまま自分の車に当てはめず、車両状態や維持費、保証内容を具体的に確認しましょう。

車両価格だけで決めず、年間維持費や故障時の対応まで考えたうえで、無理のない予算と使用環境に合う車を選ぶことが、後悔を防ぐポイントです。