急な会議や外出先でのメモ、あるいは学生の勉強用として、不意にノートが必要になる場面は多々あります。
そのような時に最も頼りになるのが、24時間営業で街の至る所にあるコンビニエンスストアです。
しかし、いざ店舗へ足を運んでも「自分の欲しいサイズや罫線のノートが本当にあるのか」と不安に感じる方も少なくないでしょう。
現在のコンビニエンスストアは、単に「物を売る場所」から「質の高いプライベートブランドを提供する場所」へと進化しており、文房具のラインナップも非常に充実しています。
本記事では、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの主要3社で販売されているノートの種類、サイズ、価格、そして各社独自の特徴を徹底的に調査しました。
ノート選びに迷った際のガイドとして、ぜひ本情報を役立ててください。
コンビニでノートはどこに売っている?
コンビニエンスストアの店内において、ノートは基本的に「文房具コーナー」に陳列されています。
多くの店舗では、雑誌コーナーの近くや、日用品 (洗剤や電池など) の棚の一角に配置されていることが一般的です。
小規模な店舗であっても、最低限 B5 サイズの学習用ノートや、ポケットサイズのメモ帳は必ずと言っていいほど在庫されています。
一方で、大型店舗やオフィス街、大学の近くにある店舗では、ビジネス向けのレポートパッドや方眼ノート、高級感のあるリングノートなど、より幅広いラインナップが期待できます。
もし棚に見当たらない場合は、在庫が切れているか、一時的に陳列場所が変更されている可能性があるため、店員に確認してみるのが最も確実です。
セブン-イレブンで買えるノートの種類と特徴
セブン-イレブンは、独自ブランドである「セブンプレミアム」を展開しており、文房具メーカーの老舗であるコクヨ (KOKUYO)と共同開発した製品が数多く並んでいるのが特徴です。
セブンプレミアムのキャンパスノート
セブン-イレブンで最も一般的なのが、コクヨの代名詞とも言える「キャンパスノート」です。
セブンプレミアム版として販売されており、品質は折り紙付きです。
- B5サイズ (30枚・60ページ): 最も標準的な学習・事務用ノート。罫線は
A罫 (7mm)とB罫 (6mm)の両方が用意されていることが多いです。価格は1冊120円〜150円前後 (税込) です。 - A5サイズ: 持ち運びに便利な少し小さめのサイズです。ビジネスバッグにも収まりやすく、社会人に人気があります。
- 3冊パック・5冊パック: 店舗によっては、まとめ買い用としてシュリンク包装されたパック販売も行われています。1冊あたりの単価が安くなるため、ストック用として非常に便利です。
リングノートとメモ帳
セブン-イレブンでは、ページを折り返して使いやすいツインリングノートも充実しています。
- A5/B6 リングノート: 表紙が硬めの素材で作られていることが多く、立ったままの筆記にも適しています。
- ポケットメモ: 胸ポケットに入るサイズのメモ帳です。切り取り線が付いているタイプもあり、情報の受け渡しにも重宝します。
セブン-イレブンのノートは、「紙の質の良さ」に定評があります。
インクが裏抜けしにくく、ボールペンやシャープペンシルでも滑らかな書き心地を実現しているため、迷ったらセブン-イレブンでキャンパスノートを探すのが無難な選択と言えます。
ローソンで買えるノートの種類と特徴
ローソンの最大の特徴は、なんといっても「無印良品」の製品を取り扱っている点にあります。
以前は一部店舗限定でしたが、現在は全国の多くの店舗で無印良品の文房具が購入可能です。
無印良品のノートシリーズ
無印良品のノートは、余計な装飾を省いたシンプルなデザインが最大の特徴です。
- 再生紙ノート (B5/A5): 環境に配慮した再生紙を使用しながらも、書き味は良好です。無印良品らしいクラフト表紙が特徴で、100円を切るリーズナブルな価格設定も魅力です。
- 植林木ペーパーノート: 滑らかな書き心地を追求したシリーズで、横罫や方眼などバリエーションが豊富です。
- ダブルリングノート: 無印良品の定番アイテムです。表紙が丈夫で、長期間の使用にも耐えられます。
ローソンオリジナル・その他ブランド
無印良品以外にも、ローソン独自のパッケージ商品や、コクヨの製品が並んでいることがあります。
- Campusノート (単品): セブン同様、標準的なB5ノートが置かれています。
- 学習帳: 小学校などで使用する「漢字練習帳」や「算数ノート」が、住宅街の店舗では置かれていることが多いのもローソンの特徴です。
ローソンでノートを選ぶメリットは、「ミニマリズムなデザイン」にあります。
ビジネスシーンで派手なノートを使いたくない場合や、カスタマイズして自分好みのノートを作りたい方にとって、無印良品のラインナップは非常に魅力的です。
ファミリーマートで買えるノートの種類と特徴
ファミリーマートでは、2021年から展開されているオリジナルブランド「コンビニエンスウェア (Convenience Wear)」の文房具シリーズが注目を集めています。
ファッションデザイナーの落合宏理氏が監修しており、デザイン性が非常に高いのが特徴です。
コクヨとの共同開発「コンビニエンスウェア」
ファミリーマートもコクヨとタッグを組んでいますが、セブン-イレブンとは一線を画す独自のデザインを採用しています。
- カラーリングにこだわったCampusノート: 表紙にファミリーマートのブランドカラー (青・緑・白) を取り入れた特別なキャンパスノートが展開されています。
- A5/B5 綴じノート: 標準的なサイズ展開ですが、背表紙のデザインがスタイリッシュで、デスクに置いておくだけでも洗練された印象を与えます。
- 方眼ノート: 図や表を書きやすい5mm方眼ノートも積極的にラインナップされています。クリエイティブな仕事をするユーザーから高い支持を得ています。
豊富なサイズ展開
ファミリーマートは、特に「持ち運びやすさ」を重視したサイズ展開が目立ちます。
- スリムノート: 通常のノートよりも横幅を狭くしたタイプで、狭いデスクスペースやPCの前での作業に最適です。
- リングメモ: ファミリーマート独自のカラーリングが施されたメモ帳は、視認性が高く、バッグの中でもすぐに見つけることができます。
ファミリーマートのノートは、「機能性とファッション性の融合」がテーマです。
最新の文房具トレンドを反映した製品が多く、特に若い世代やデザインにこだわりたい層におすすめです。
コンビニ3社のノート比較表
各社のノートの特徴を分かりやすく表にまとめました。
店舗によって在庫状況は異なりますが、一般的な傾向として参考にしてください。
| 特徴・項目 | セブン-イレブン | ローソン | ファミリーマート |
|---|---|---|---|
| 主なブランド | セブンプレミアム / コクヨ | 無印良品 / コクヨ | コンビニエンスウェア / コクヨ |
| デザイン性 | 実用的で標準的 | シンプル・ミニマル | スタイリッシュ・モダン |
| 主力サイズ | B5, A5, B6 | B5, A5, A6 | B5, A5, スリムタイプ |
| 価格帯 (目安) | 120円 〜 500円 | 90円 〜 600円 | 120円 〜 500円 |
| おすすめユーザー | 安定した書き味を求める人 | 無印良品ファン・安さ重視 | デザインにこだわりたい人 |
表からも分かる通り、いずれのコンビニでも主要なサイズは網羅されていますが、ブランドの志向によって選択肢が変わります。
コンビニで販売されているノートのサイズ詳細
ノートを選ぶ際に最も重要なのが「サイズ」です。
コンビニで一般的に取り扱われているサイズについて、その用途を詳しく見ていきましょう。
B5サイズ (182mm × 257mm)
日本で最も普及しているノートのサイズです。
学生時代のノートの多くはこのサイズであり、コンビニでも間違いなく在庫がある定番中の定番です。
筆記面積が広いため、大量の文字を書く場合や、情報を整理して記録するのに適しています。
A5サイズ (148mm × 210mm)
B5よりも一回り小さく、教科書や単行本に近いサイズです。
最近ではビジネスユースでの需要が高まっており、コンビニでもラインナップが増えています。
バッグに入れやすく、カフェなどの狭いテーブルでも広げやすいため、「機動力重視」のユーザーに選ばれています。
A6/B6サイズ (メモ帳サイズ)
いわゆる「メモ帳」として販売されていることが多いサイズです。
A6はハガキサイズ、B6はそれより少し大きめです。
電話の横に置いておくメモや、買い物リスト、ToDoリストの作成に最適です。
リングタイプが多く、片手で持ったまま書けるのが大きな利点です。
A4サイズ (210mm × 297mm)
コピー用紙と同じサイズです。
コンビニでは意外と見かけることが少なく、置いてあっても種類は限定的です。
図面を大きく書きたい場合や、資料と一緒にファイリングしたい場合に必要となりますが、「全てのコンビニにあるわけではない」という点に注意が必要です。
コンビニでノートを買う際の注意点とメリット・デメリット
コンビニでのノート購入は非常に便利ですが、いくつか覚えておくべきポイントがあります。
メリット
- 24時間いつでも買える: 深夜の試験勉強中や、早朝の出張前でも入手可能です。
- 品質が保証されている: 各社とも大手メーカー (コクヨなど) と提携しているため、紙質が悪くてペンが引っかかるといったトラブルはまずありません。
- 厳選されたラインナップ: 膨大な種類がある文房具店とは異なり、使いやすい「定番品」のみが置かれているため、迷う時間が短縮されます。
デメリット
- 定価販売が基本: ディスカウントストアや家電量販店、Amazonなどのネット通販に比べると、1冊あたりの価格は割高になる傾向があります。
- 専門的なノートはない: 五線譜、1mm方眼、特殊な表紙素材、超厚口のノートなど、専門的な用途に特化した製品は見当たりません。
- 在庫の偏り: 店舗の立地によって、オフィス向けか学生向けかに偏りが出ることがあります。
ノートと一緒に買いたいコンビニの文房具
ノートを購入する際、筆記具もセットで必要になることが多いでしょう。
近年のコンビニ文房具は、ノートと同様に非常に進化しています。
ボールペンの種類
三菱鉛筆の「ジェットストリーム (JETSTREAM)」や、ゼブラの「サラサクリップ (SARASA)」など、書き味に定評のある定番モデルが必ず置いてあります。
最近では、消せるボールペンとして有名なパイロットの「フリクション (FRIXION)」も定番化しています。
修正用品
修正テープや消しゴムも、コンパクトで使い勝手の良いものが選定されています。
特に修正テープは、ノートの罫線幅 (A罫・B罫) に合わせた幅のものが置かれているため、一緒に購入すると便利です。
付箋 (ふせん)
ノートの整理に欠かせない付箋も、フィルムタイプや強粘着タイプなど、複数の種類が用意されています。
ノートを安く、賢く買う方法
コンビニでノートを買う際に、少しでもお得に手に入れるためのコツを紹介します。
- ポイントを活用する: セブン-イレブンならnanacoポイントやVポイント、ローソンならPontaポイントやdポイント、ファミリーマートなら楽天ポイントやdポイント、Vポイントが貯まります。これらを利用することで、実質的な支払額を抑えることが可能です。
- プライベートブランドを狙う: メーカーブランド品よりも、各コンビニのロゴが入ったプライベートブランド品の方が、数円〜数十円安く設定されていることが多いです。
- セット販売をチェックする: 前述の通り、3冊〜5冊のパック販売がある場合は、単品購入よりも圧倒的に1冊あたりのコストを抑えられます。
まとめ
コンビニエンスストアでノートが売っているかどうかという問いに対しては、「はい、主要なサイズや種類は24時間いつでも購入可能です」というのが答えです。
- セブン-イレブンは、高品質なコクヨ共同開発のキャンパスノートが魅力。
- ローソンは、シンプルで洗練された無印良品のノートが手に入る。
- ファミリーマートは、デザイン性の高いコンビニエンスウェアシリーズが特徴。
このように、各社それぞれに特色があり、自分の好みや用途に合わせて選ぶ楽しみもあります。
急にノートが必要になったときは、ぜひお近くのコンビニへ足を運んでみてください。
最新の文房具コーナーは、あなたの想像以上に充実しており、きっと満足のいく一冊が見つかるはずです。






