「新しい自分になりたい」「急に思い立ってピアスを開けたくなった」というとき、身近にあるコンビニエンスストアでピアッサーが手に入れば非常に便利です。
しかし、いざ店舗へ足を運んでみても、衛生用品コーナーや化粧品コーナーにピアッサーが置かれているのを見かけることは滅多にありません。
結論から申し上げますと、現在の日本の主要なコンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど)では、ピアッサーを販売している可能性は極めて低いのが現状です。
本記事では、なぜコンビニでピアッサーが売られていないのかという理由から、今すぐ確実に入手するための具体的な販売店、失敗しないピアッサーの選び方までを詳しく解説します。
コンビニでピアッサーは買えるのか?現在の販売状況
全国各地に店舗があり、24時間いつでも買い物が可能なコンビニエンスストアですが、ピアッサーの取り扱いについては非常に限定的です。
ここでは大手3社の状況を詳しく見ていきましょう。
セブン-イレブンの販売状況
セブン-イレブンは国内最大手の店舗数を誇りますが、ピアッサーの取り扱いは基本的にありません。
衛生用品コーナーには絆創膏や消毒液、綿棒などは置かれていますが、ピアッサーは医療機器としての側面を持つため、在庫として抱えている店舗はまず見当たりません。
過去に一部の特殊な店舗(病院内の売店など)で例外的に扱われたケースはあるかもしれませんが、一般的な街中のセブン-イレブンで購入できる可能性はほぼゼロと言っていいでしょう。
ローソンの販売状況
ローソンについても、セブン-イレブンと同様に標準的な店舗での取り扱いはありません。
ただし、ローソンは「ナチュラルローソン」や「ローソンストア100」など、形態の異なる店舗を展開しています。
それでもピアッサーを常備している店舗は確認されていません。
ピアスキャッチや簡易的なアクセサリーを販売していることはあっても、穴を開けるための機器(ピアッサー)は置いていないため、探し回るのは効率的ではありません。
ファミリーマートの販売状況
ファミリーマートも他社と同様に、ピアッサーの販売は行っていません。
ファミリーマートは化粧品ブランドとのコラボレーションや、無印良品の製品導入(現在は一部店舗)など、雑貨類に強いイメージがありますが、ピアッサーに関しては取り扱い対象外となっています。
SNSなどの目撃情報でも、ファミリーマートでピアッサーを見つけたという最新の報告はほとんど存在しません。
なぜコンビニでピアッサーが売っていないのか
利便性を追求するコンビニにおいて、なぜピアッサーが置かれないのでしょうか。
そこには「法律」と「ビジネスモデル」という2つの大きな理由があります。
管理医療機器という法的な壁
最大の理由は、ピアッサーが薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)において「管理医療機器」に分類されている点です。
管理医療機器を販売するためには、営業所ごとに「販売業の届出」を行う必要があります。
コンビニの各店舗がこの届出を行い、さらに適切な管理体制を維持するためには相応の手間とコストがかかります。
また、管理医療機器には高度な安全性管理が求められるため、アルバイト店員が中心となって運営されるコンビニの現場では、取り扱いのハードルが高い商品なのです。
コンビニの在庫戦略と需要の関係
コンビニエンスストアの棚割は非常にシビアで、常に「回転率(どれだけ頻繁に売れるか)」が重視されます。
ピアッサーは、一度購入すれば次に必要になるまでに期間が空く商品であり、日常的に繰り返し購入されるものではありません。
限られた売り場面積の中で、少数のニーズしかないピアッサーを置くよりも、毎日売れる飲料や食品、日用品を置く方が店舗としての利益は高くなります。
このような需要の少なさと在庫管理のコストが見合わないという判断から、多くのコンビニでは取り扱いを避けているのです。
ピアッサーを確実に購入できる場所
「今すぐピアッサーが欲しい」という場合、コンビニ以外で探すのが最も近道です。
以下の場所であれば、高い確率でピアッサーを手に入れることができます。
ドラッグストア(薬局)
コンビニに次いで身近な存在であるドラッグストアは、ピアッサー購入の第一候補です。
管理医療機器の販売許可を得ている店舗が多く、衛生用品コーナーや救急用品コーナーに置かれています。
- マツモトキヨシ
- ウエルシア
- スギ薬局
- ココカラファイン
- サンドラッグ
これらの大手チェーンであれば、標準的な耳たぶ用のピアッサーを1,000円前後の価格帯で販売しています。
ただし、深夜営業をしていない店舗も多いため、営業時間は事前に確認しておきましょう。
ドン・キホーテ
深夜や早朝にピアッサーが必要になった際、最強の味方となるのがドン・キホーテです。
多くの店舗が24時間営業、あるいは深夜まで営業しており、品揃えの豊富さでは他の追随を許しません。
ドン・キホーテのアクセサリーコーナー付近や、医薬品コーナーの近くには、多種多様なピアッサーが並んでいます。
- 耳たぶ用(18G、16G)
- 軟骨用(14Gなど)
- 鼻用、へそ用などの特殊部位用
- 金属アレルギー対応素材(チタン、樹脂など)
価格も手頃で、デザインや素材を比較して選びたい場合には、ドン・キホーテへ行くのが最も確実です。
バラエティショップ(ロフト・東急ハンズ)
ロフトや東急ハンズといった大型のバラエティショップでも、ピアッサーを取り扱っています。
これらの店舗では、特に「初めてピアスを開ける人」に向けた、痛みが少ないタイプや、提携している医療機関の紹介状が同梱された製品などが置かれていることがあります。
おしゃれなパッケージのものや、セット内容が充実しているものを選びたい方におすすめです。
ただし、駅ビルやショッピングモール内にあることが多いため、夜遅い時間の購入には不向きです。
ネット通販(Amazon・楽天・Qoo10)
「今日すぐ」ではなく、数日以内に開けたいという予定であれば、ネット通販が最も安く、かつ選択肢が豊富です。
- Amazon:プライム会員であれば翌日配送が可能。
- 楽天市場:ポイント還元を含めると実質価格が安い。
- Qoo10:まとめ買いや特定のブランドが安い場合がある。
ネット通販であれば、「ピアッサー 16G チタン」といったキーワードで検索することで、自分の条件にぴったりの商品を簡単に見つけることができます。
また、実際の利用者のレビューを確認できるため、失敗を防ぐことができるのもメリットです。
ピアッサー選びの比較まとめ
各購入場所のメリット・デメリットを以下の表にまとめました。
| 購入場所 | 販売の可能性 | 品揃え | 主なメリット |
|---|---|---|---|
| コンビニ | ほぼなし | 期待できない | 24時間開いている |
| ドラッグストア | 高い | 標準的 | 薬剤師や専門スタッフがいる安心感 |
| ドン・キホーテ | 非常に高い | 非常に豊富 | 深夜・早朝でも購入可能、種類が多い |
| バラエティショップ | 中〜高 | 厳選されている | おしゃれなデザインやケア用品が充実 |
| ネット通販 | 確実 | 無限大 | 最安値で購入でき、比較検討しやすい |
失敗しないピアッサーの選び方
どこで買うかが決まったら、次はどの製品を選ぶかが重要です。
適当に選んでしまうと、金属アレルギーを引き起こしたり、穴が安定しなかったりするトラブルの原因になります。
素材選びが金属アレルギーを防ぐ鍵
ピアスを開ける際は、皮膚が傷ついた状態になります。
そのため、ピアスに含まれる金属成分が体内に溶け出しやすく、金属アレルギーを発症するリスクが高まります。
- 純チタン製:最もアレルギーが起きにくい素材の一つです。初めて開ける方には強く推奨されます。
- サージカルステンレス製:医療用のメスなどに使われる素材で、比較的安全ですが、ニッケルを微量に含む場合があるため、極度の金属アレルギーの人は注意が必要です。
- 樹脂製:金属を一切使わないためアレルギーの心配はありませんが、強度が低く、軸の表面が傷つきやすいため、雑菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。
部位に合わせたゲージ(太さ)の選択
ピアッサーの針(軸)の太さは「ゲージ(G)」という単位で表されます。
数字が小さくなるほど太くなります。
- 耳たぶ用(18G〜16G):標準的な太さです。16Gの方が安定しやすいため、トラブルを避けたい場合は16Gがおすすめです。
- 軟骨用(14G):耳たぶよりも皮膚が硬く厚いため、より太い針を使用します。耳たぶ用で軟骨を開けようとすると、力が足りずに途中で止まってしまう危険があるため、必ず専用のものを使いましょう。
ピアッサーのタイプ(バネ式・手動式)
ピアッサーには大きく分けて2つの作動方式があります。
- バネ式:トリガーを引くとバネの力で一瞬で針が貫通します。「バチン!」という音と衝撃がありますが、一瞬で終わるため痛みを最小限に抑えられます。
- 手動式:自分の指の力で押し込んでいくタイプです。自分のペースで位置を確認しながら進められますが、最後の一押しに勇気が必要です。
初心者の場合は、迷わずに貫通させられるバネ式が失敗しにくく人気です。
ピアッシング後のアフターケアと注意点
ピアッサーで穴を開けた後は、そこが「傷口」であることを忘れてはいけません。
適切なケアを行わないと、化膿したり肉芽(にくげ)ができたりしてしまいます。
- ファーストピアスは外さない:耳たぶの場合は約1ヶ月〜1.5ヶ月、軟骨の場合は半年〜1年程度、ファーストピアスを付けっぱなしにする必要があります。穴が完成する前に外すと、すぐに穴が塞がったり、再挿入時に傷つけたりします。
- 過剰な消毒は避ける:昔は毎日消毒液で拭くことが推奨されていましたが、現在は「入浴時にシャワーでよく洗い流す」というケアが主流です。消毒液は皮膚の再生を助ける菌まで殺してしまうため、トラブルがない限りは清潔に保つだけで十分です。
- 無理に動かさない:ピアスをくるくる回したり、前後させたりすると、新しくでき始めた皮膚(上皮)を傷つけてしまいます。
もし、数日経っても赤みが引かない、強い痛みがある、膿が出てくるといった症状が出た場合は、迷わず皮膚科や形成外科を受診してください。
まとめ
本記事では、コンビニでのピアッサー販売状況と、それに代わる購入方法について詳しく解説してきました。
結論として、セブン・ローソン・ファミマなどのコンビニでピアッサーを購入するのはほぼ不可能です。
これは法律上の規制や、コンビニの効率的な在庫管理という戦略に基づいたものです。
確実に、そして安全にピアッサーを手に入れたいのであれば、以下の3つのルートを選びましょう。
- 今すぐ・夜中に欲しいなら:ドン・キホーテ
- 日中に手軽に買いたいなら:大手ドラッグストア
- 安く、好みのものを選びたいなら:Amazonや楽天などのネット通販
ピアスは一度開けると長く付き合っていくものです。
手軽さだけを求めるのではなく、自分の体質に合った素材や適切なゲージを選び、開けた後のケアもしっかりと行うことで、素敵なピアスライフをスタートさせてください。






