料理の彩りや薬味として欠かせないネギですが、いざ料理を始めようとした際にストックが切れていることに気づくことも少なくありません。
スーパーマーケットが閉まっている深夜や早朝、あるいは近場にスーパーがない場合に頼りになるのがコンビニエンスストアです。
近年、コンビニでは生鮮食品の取り扱いが大幅に強化されており、ネギなどの野菜も手軽に購入できるようになりました。
本記事では、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの主要3社におけるネギの販売状況や種類、価格帯について詳しく解説します。
コンビニでネギは売っている?販売状況の全体像
結論から申し上げますと、多くのコンビニエンスストアでネギは販売されています。
ただし、店舗の形態や立地条件によって取り扱い状況は大きく異なります。
都市部の小型店舗やオフィスビル内の店舗では、調理済みの「カットネギ」や「冷凍ネギ」が中心ですが、住宅街にある店舗や生鮮食品に力を入れている店舗では、丸ごと1本の「長ネギ」が並んでいることも珍しくありません。
特に近年は「コンビニで野菜を買う」という需要が増加しており、24時間いつでも新鮮なネギが手に入る環境が整いつつあります。
また、地域性によっても取り扱うネギの種類に違いが見られます。
関東地方では白い部分が長い「白ネギ (長ネギ)」が主流ですが、関西地方では緑の部分が多い「青ネギ (九条ネギなど)」の取り扱いが充実している傾向にあります。
主要コンビニ3社のネギ取り扱い詳細
コンビニ各社は、独自のプライベートブランドを展開し、利便性の高いネギを提供しています。
ここでは、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートのそれぞれの特徴を見ていきましょう。
セブン-イレブン
セブン-イレブンでは、主に「セブンプレミアム」ブランドとしてネギを展開しています。
品質管理が徹底されており、鮮度の高いカットネギが安定して手に入るのが強みです。
- きざみねぎ (冷蔵): 薬味としてすぐに使える状態でパック詰めされています。内容量は40gから50g程度で、一人暮らしの使い切りサイズとして非常に便利です。
- 長ねぎ (生鮮): 1本、または2本にカットされた状態で販売されている店舗があります。主に住宅街の店舗で見かけることが多いです。
- 冷凍きざみねぎ: セブンプレミアムの冷凍食品コーナーに置かれています。長期保存が可能で、味噌汁や納豆の薬味としてストックしておくのに最適です。
ローソン
ローソンは、生鮮食品の取り扱いに非常に積極的なチェーンです。
特に「ローソンストア100」を展開している強みがあり、通常のローソン店舗でも野菜のラインナップが充実しているケースが多いです。
- カットネギ: 「ローソンセレクト」などのブランドで、洗浄済みのきざみねぎが販売されています。
- 産地直送野菜: 一部の店舗では、近隣の農家から仕入れた新鮮な長ネギを販売するコーナーを設けています。
- ローソンストア100: こちらは「100円均一 (税抜)」のイメージが強いですが、野菜のボリュームが非常に多く、スーパー並みの品揃えで長ネギや青ネギが手に入ります。
ファミリーマート
ファミリーマートでは、「ファミマル」というプライベートブランドを中心に展開しています。
特に時短調理を意識したラインナップが特徴です。
- きざみねぎ: 洗わずにそのまま使えるタイプが主流です。カップラーメンのトッピングや、冷奴の薬味として購入するユーザーが多いです。
- 冷凍カットねぎ: パラパラとした状態で凍らせてあるため、必要な分だけを取り出しやすく、無駄が出ません。
- 小分けの長ネギ: 1本を半分にカットして袋詰めしたものなど、持ち帰りやすさを考慮したサイズ感で販売されています。
コンビニで買えるネギの種類と値段の目安
コンビニで販売されているネギは、大きく分けて「生鮮(丸ごと)」「冷蔵(カット済)」「冷凍」の3つの形態があります。
それぞれの特徴と、おおよその価格帯をまとめました。
| ネギの形態 | 特徴 | 値段の目安 (税込) |
|---|---|---|
| 長ネギ (1本〜2本) | 鮮度が良く、加熱調理に最適。 | 150円 〜 250円 |
| きざみねぎ (パック) | 洗浄・カット済みで手間いらず。 | 100円 〜 160円 |
| 冷凍ねぎ (袋入り) | 長期保存が可能で、ストック向き。 | 100円 〜 150円 |
| 青ネギ (束) | 西日本で多く見られる、葉を食べるタイプ。 | 150円 〜 200円 |
※価格は店舗や時期、産地によって変動します。
カットネギ (冷蔵) の利便性
コンビニで最も売れているのが、このカットネギです。
自分でネギを切る手間が省けるだけでなく、まな板や包丁を汚さずに済むというメリットがあります。
仕事で忙しい夜や、キャンプなどのアウトドアシーンでも重宝されます。
ただし、カットされている分、丸ごとのネギに比べると乾燥しやすいため、開封後は早めに使い切るのがポイントです。
冷凍ネギの活用法
冷凍ネギは、実は非常にコストパフォーマンスに優れた商品です。
生のネギは数日でしおれてしまいますが、冷凍であれば約1ヶ月程度の保存が可能です。
コンビニの冷凍ネギは、急速冷凍技術によって香りが損なわれにくい工夫がされています。
味噌汁の仕上げに凍ったまま投入したり、炒め物の具材として活用したりと、利便性は抜群です。
コンビニでネギを買うメリットとデメリット
スーパーマーケットと比較した場合、コンビニでネギを購入することにはどのような利点と欠点があるのでしょうか。
メリット
- 24時間いつでも購入可能: 最大の利点です。スーパーが閉まっている深夜や早朝でも確実に手に入ります。
- 少量パックが充実: スーパーでは多すぎるという一人暮らしの方にとって、使い切りサイズは食品ロスを減らすことにつながります。
- 時短に繋がる: 既にカットされている商品が多く、調理時間を大幅に短縮できます。
- ついで買いに便利: 納豆や豆腐、カップ麺など、ネギが必要な食材と一緒に購入できるため、買い物が1箇所で済みます。
デメリット
- 価格がやや高め: スーパーの特売価格と比較すると、10円〜50円程度割高に設定されていることが多いです。
- 在庫が不安定: 1店舗あたりの入荷数が少ないため、時間帯によっては売り切れている場合があります。
- 種類が限られる: 下仁田ネギや九条ネギの特大束など、専門性の高い種類は置いていないことが一般的です。
新鮮なネギを見分けるコツと保存方法
コンビニで購入する際も、できるだけ鮮度の良いものを選びたいものです。
店舗でのチェックポイントと、購入後の保存方法を紹介します。
選び方のポイント
- 長ネギの場合: 白い部分にツヤがあり、弾力があるものを選びましょう。緑と白の境目がはっきりしているものが良品です。
- カットネギの場合: 容器の底に水が溜まっていないかを確認してください。水分が多いと傷みが早くなります。また、切り口が茶色く変色していないものが新鮮です。
- 冷凍ネギの場合: 袋の中でネギ同士が大きな塊になっていないものを選びましょう。塊になっている場合は、一度解凍されて再凍結された可能性があるため、品質が落ちている恐れがあります。
保存のテクニック
コンビニのカットネギを長持ちさせるには、一度袋から出してキッチンペーパーで余分な水分を拭き取り、密封容器に入れ替えるのがおすすめです。
これだけで2〜3日は鮮度を保つことができます。
長ネギを1本で購入した場合は、新聞紙に包んで冷暗所、または立てた状態で冷蔵庫の野菜室に入れるのが理想的です。
コンビニのネギを使ったクイックレシピ
コンビニで買ったネギを余すことなく活用するための、簡単レシピをご紹介します。
1. コンビニ食材で作る「ネギだく冷奴」

コンビニで買える豆腐に、パックのきざみねぎをこれでもかというほど乗せます。
そこに、コンビニのおつまみコーナーにある「メンマ」や「食べるラー油」をトッピングするだけで、立派な一品料理になります。
2. カップ麺のグレードアップ

カップ醤油ラーメンに、コンビニの冷凍ネギをたっぷり追加してください。
ネギのシャキシャキ感と香りが加わることで、インスタント感が薄れ、満足度が飛躍的に向上します。
ネギは加熱しすぎない方が香りが引き立ちます。
3. 即席ネギスープ

マグカップに鶏ガラスープの素(小さじ1)、醤油(少々)、ごま油(一垂らし)、そして大量のきざみねぎを入れ、お湯を注ぐだけです。
お酒を飲んだ後のシメや、寒い朝に最適な時短スープです。
まとめ
コンビニエンスストアでのネギの取り扱いは、今や当たり前の光景となっています。
セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの各社は、消費者のライフスタイルに合わせ、生鮮・冷蔵カット・冷凍という3つのスタイルで利便性を提供しています。
スーパーと比較して価格が若干高いという面はありますが、「24時間営業」「使い切りサイズ」「調理の手間いらず」というメリットは、現代の忙しい生活において非常に価値が高いものです。
特に一人暮らしの方や、夜遅くに料理をする方にとって、コンビニのネギは非常に頼もしい存在と言えるでしょう。
次にコンビニを訪れた際は、ぜひ生鮮食品コーナーや冷凍食品コーナーをチェックして、その充実度を確かめてみてください。
必要な時にサッと手に入るネギを活用して、毎日の食卓をより豊かに彩りましょう。






