急に荷物を送る必要が生じたり、フリマアプリで売れた商品を発送したくなったりした際、手元に適切なサイズのダンボールがなくて困った経験はないでしょうか。

身近にあるコンビニエンスストアでダンボールが購入できれば非常に便利ですが、実際のところ「どのような種類のダンボールが」「いくらで」売られているのかを正確に把握している方は少ないかもしれません。

結論から申し上げますと、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの主要3社では、主にフリマアプリなどの発送に便利な専用ダンボールや梱包資材を販売しています。

ただし、引越しに使うような大型のダンボールは店頭販売されていないことが一般的です。

本記事では、各コンビニで購入できるダンボールのサイズや値段、さらには無料で譲ってもらうためのコツまで、詳しく解説していきます。

コンビニで買えるダンボールの種類と特徴

コンビニで販売されているダンボールは、主にヤマト運輸や日本郵便と提携した発送用資材です。

特に「メルカリ」や「PayPayフリマ(現:Yahoo!フリマ)」などのフリマアプリ利用者向けに最適化されたサイズが中心となっています。

セブン-イレブンで購入できる梱包資材

セブン-イレブンでは、主にヤマト運輸が提供するサービスに対応した梱包資材を取り扱っています。

レジ付近や雑誌コーナーの近くに専用の什器が設置されていることが多いです。

販売されている主なダンボールの種類は以下の通りです。

  • ネコポス用ダンボール箱:厚さ3cm以内の荷物を送る際に使用します。
  • 宅急便コンパクト専用BOX:専用の箱が必要な配送サービス用です。
  • メルカリ用クッション封筒:精密機器やアクセサリーの梱包に適しています。

セブン-イレブンでは、メルカリオリジナルの梱包資材が充実しており、発送手続きと同時に資材を購入できる点が大きなメリットです。

ローソンで購入できる梱包資材

ローソンは日本郵便と提携しているため、主に「ゆうパック」や「ゆうゆうメルカリ便」に関連した資材が並んでいます。

  • ゆうパケットポスト専用箱:郵便ポストから発送できる便利なサイズです。
  • ゆうパケットプラス専用箱:厚さ7cmまでの荷物に対応した、使い勝手の良い中型サイズです。
  • ゆうパック用ダンボール(各種):店舗によっては、通常のゆうパック用ダンボール(サイズ60〜)を置いている場合があります。

ローソンは郵便局が閉まっている時間帯でも、郵便局公式の資材を入手できる貴重な場所として重宝されます。

ファミリーマートで購入できる梱包資材

ファミリーマートもセブン-イレブンと同様に、ヤマト運輸のサービスに対応した資材をメインに扱っています。

  • 宅急便コンパクト専用BOX
  • ネコポス用ダンボール箱
  • メルカリオリジナル資材

ファミリーマートでは独自のキャンペーンを行うこともあり、「メルカリ便」の利用を推奨するポップと共に梱包資材が陳列されているケースが目立ちます。

コンビニ別・ダンボールの値段とサイズ一覧表

各社で販売されている主要なダンボールのスペックをまとめました。

購入を検討する際の参考にしてください。

なお、価格は税込み表記ですが、店舗や時期によって若干変動する可能性があるため、最終的な価格は店頭で確認してください。

資材名主な販売店サイズ(縦×横×厚さ)価格(税込)
宅急便コンパクト専用BOXセブン、ファミマ24.8cm × 34cm × 5cm70円
ネコポス用ダンボール箱セブン、ファミマ22.6cm × 31cm × 3cm66円
ゆうパケットポスト専用箱ローソン23cm × 32.7cm × 3cm65円
ゆうパケットプラス専用箱ローソン17cm × 24cm × 7cm65円
メルカリ用ダンボール箱(60サイズ)セブン、ローソン3辺合計60cm以内120円〜

注意点として、通常の「サイズ60」や「サイズ80」といった汎用的なダンボールは、全ての店舗に常備されているわけではありません。

フリマアプリ専用資材に比べて在庫が不安定な場合が多いため、必要であれば事前に電話などで確認することをおすすめします。

コンビニでダンボールを無料でもらう方法

発送用ではなく、引越しや収納、工作などでまとまった数のダンボールが必要な場合、コンビニで「使用済みの空き箱」を無料でもらえることがあります。

ただし、これはコンビニ側のサービスではなく、あくまで「廃棄予定のものを善意で譲ってもらう」形になります。

もらうための正しい手順とマナー

コンビニの店員さんに声をかける際は、以下のポイントを意識しましょう。

  1. 混雑時間を避ける:レジが混み合っている時間帯(ランチタイムや通勤時間帯)にダンボールの相談をするのはマナー違反です。店員さんの手が空いている時間を選びましょう。
  2. 丁寧な言葉遣いで尋ねる:「余っているダンボールがあれば、一つ譲っていただけないでしょうか?」と腰を低く依頼するのが鉄則です。
  3. 用途を伝える:「発送に使いたい」「引越しで必要」など、理由を伝えると協力してもらいやすくなることがあります。

無料でもらう際の注意点とデメリット

無料でもらえるダンボールには、いくつかリスクや制限があることを理解しておかなければなりません。

  • 衛生面の問題:コンビニに届く荷物の多くは食品や飲料です。結露でふやけていたり、食品の汚れが付着していたりする可能性があります。
  • サイズが不揃い:入荷する商品の種類によって箱のサイズはバラバラです。自分の希望するサイズがちょうど在庫にあるとは限りません。
  • 強度の不足:お菓子などの軽い商品の箱は薄くて柔らかいことが多く、重いものを入れる引越しなどには向きません。
  • 店舗方針による断り:最近では防犯や衛生管理、さらにはゴミの再利用契約などの理由により、一切の譲渡を禁止している店舗も増えています。断られた場合は、深追いせずに他の方法を考えましょう。

コンビニ以外でダンボールを入手できる場所

もしコンビニに希望のダンボールがなかったり、無料でもらうのが難しかったりした場合は、以下の場所を検討してみてください。

1. ホームセンター(購入・無料)

最も確実なのはホームセンターです。

引越し用の大型サイズから小物用まで、極めて豊富なラインナップが揃っています。

価格も1枚100円〜数百円程度と安価です。

また、商品を購入した顧客向けに、無料の持ち帰り用ダンボールコーナーを設けている店舗も多いのが特徴です。

2. スーパーマーケット(無料)

大量の空き箱が出るスーパーマーケットは、無料ダンボールの宝庫です。

レジ付近や出口付近に「ご自由にお持ち帰りください」というコーナーが設置されていることが多く、コンビニよりも気兼ねなく入手できます。

特に飲料水や酒類の箱は強度が高いため、重い荷物を運ぶ際に重宝します。

3. ドラッグストア(無料)

ドラッグストアも狙い目です。

トイレットペーパーやオムツなどが入っていた大きな箱が手に入りやすい傾向にあります。

ただし、洗剤や香料の強い商品の箱は、ニオイ移りが気になる場合があるため、使用前に確認しましょう。

4. 郵便局(購入)

発送用のダンボールであれば、郵便局で直接購入するのが最もスマートです。

「ゆうパック」と書かれた清潔で強度の高い箱が、サイズごとに販売されています。

コンビニで売られている簡易的なものより種類が多いため、荷物の大きさにピッタリなものが見つかります。

コンビニでダンボールを購入するメリットと活用術

コンビニでダンボールを購入する最大のメリットは、何と言っても「24時間いつでも、発送手続きのついでに買える」という利便性にあります。

フリマアプリ発送での活用

メルカリやヤフオク!

などを利用している場合、コンビニで購入できる専用資材は非常に強力な味方です。

「サイズオーバーで返送される」というリスクをゼロにできるため、初心者こそコンビニの専用箱を利用すべきです。

箱の代金はかかりますが、梱包の手間が省け、かつ見た目も綺麗に仕上がるため、購入者からの評価(満足度)アップにも繋がります。

緊急時の発送対応

夜中に急に書類や小物を送らなければならなくなった際、コンビニなら資材の購入からガムテープの調達、さらには発送受付まで一箇所で完結します。

文房具コーナーを併設している店舗であれば、緩衝材(プチプチ)なども一緒に揃えることが可能です。

まとめ

コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)でダンボールは売っていますが、その多くはフリマアプリや宅配便の規格に合わせた専用資材です。

引越し用の大きな箱や、特定のサイズを大量に確保したい場合には、ホームセンターやオンラインショップを利用するのが賢明でしょう。

一方で、無料のダンボールを求めている場合は、コンビニよりもスーパーやホームセンターの方が確実性が高いと言えます。

コンビニで譲ってもらう際は、必ず店員さんへの配慮とマナーを忘れないようにしましょう。

「今すぐ一つだけ欲しい」というニーズに対して、コンビニの梱包資材販売は非常に便利なサービスです。

用途に合わせて、購入するか譲ってもらうかを適切に判断し、スムーズな発送や梱包作業を行ってください。