日常の掃除や急な引越し作業、あるいは子供の学校行事などで、不意に「雑巾」が必要になる場面は少なくありません。

ホームセンターやドラッグストアが近くにない、あるいは深夜や早朝で営業していないといった状況で、最も頼りになるのが24時間営業のコンビニエンスストアです。

結論から申し上げますと、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどの主要なコンビニエンスストアでは、雑巾が販売されています。

ただし、店舗の規模や在庫状況によって取り扱う種類や価格帯には若干の違いがあります。

本記事では、コンビニ各社で販売されている雑巾の具体的な価格や枚数、店内のどこを探せば良いのかという売り場の詳細、さらには急ぎの際に代用できるアイテムまでを、プロの視点で徹底的に解説します。

この記事を読めば、迷うことなく目的に合った雑巾を手に取ることができるでしょう。

コンビニで雑巾は売っているのか?

多くの人が疑問に思う「コンビニに雑巾は置いてあるのか」という点ですが、結論としてほとんどの店舗で取り扱いがあります。

コンビニは生活必需品を幅広くカバーしており、掃除用品はその重要なカテゴリーの一つだからです。

かつてのコンビニでは、白い綿(コットン)素材の雑巾が2枚から3枚セットで売られているのが一般的でした。

しかし近年では、より汚れが落ちやすく速乾性に優れたマイクロファイバー素材の雑巾をラインナップに加える店舗が増えています。

ただし、注意点として、オフィス街の小型店舗や、品揃えを食料品に特化させている店舗では、清掃用品のコーナーが極端に狭く、雑巾が置かれていないケースも稀に存在します。

確実に手に入れたい場合は、住宅街にある標準的な広さの店舗を狙うのが賢明です。

大手コンビニ3社の雑巾販売状況と価格

セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの主要3社における、雑巾の具体的な販売傾向と価格帯を調査しました。

価格は地域や店舗の在庫状況によって多少前後することがありますが、おおよその目安として参考にしてください。

セブン-イレブンの雑巾

セブン-イレブンでは、自社ブランドである「セブンプレミアム」を中心としたラインナップが展開されています。

マイクロファイバークロス(2枚入)

セブン-イレブンで最も見かける頻度が高いマイクロファイバータイプ。

極細繊維が汚れを絡め取るため、洗剤を使わずに窓ガラスや棚の埃を掃除するのに適している。

価格は200円から300円前後で設定されていることが多い。

綿雑巾(2〜3枚入)

学校の持ち物として指定されることが多い昔ながらの白い雑巾も多くの店舗で取り扱われている。

価格は150円から250円程度で、マイクロファイバー製に比べて安価な傾向がある。

ローソンの雑巾

ローソンでも、日用品ブランド「L-BASIC」などを通じて掃除用品が提供されています。

綿100%雑巾(3枚組など)

ローソンで定番の吸水性に優れた綿素材の雑巾。

3枚セットで販売されることが多く、1枚あたりの単価が抑えられている。

価格帯は約200円前後。

お掃除シート類

ローソン(ローソンセレクト時代から)で充実している使い捨てのウェットシートやドライシート。

布製の雑巾ではないが、床掃除などの代用として非常に優秀。

ファミリーマートの雑巾

ファミリーマートでも、生活日用品のコーナーに必ずと言っていいほど雑巾が並んでいます。

  • マイクロファイバーぞうきんファミリーマートでは、多目的に使えるマイクロファイバー製のクロスが主流です。キッチン周りの油汚れから液晶画面の拭き掃除まで対応できる汎用性の高さが魅力です。価格は250円前後です。
  • 無印良品製品(一部店舗)かつてファミリーマートは無印良品の製品を扱っていましたが、現在は独自のラインナップが中心です。しかし、一部の店舗では掃除用クロスのバリエーションが豊富に揃っており、用途に合わせて選ぶことができます。
コンビニ店名主な種類目安価格(税込)特徴
セブン-イレブンマイクロファイバー/綿200円〜300円高品質なセブンプレミアム製品が中心
ローソン綿/ウェットシート180円〜250円定番の綿雑巾が手に入りやすい
ファミリーマートマイクロファイバー200円〜300円汚れ落ちの良い繊維クロスが主流

雑巾が置かれている売り場はどこ?

コンビニの店内は限られたスペースに数千種類のアイテムが並んでいるため、慣れていないと目的の雑巾を見つけるのに時間がかかることがあります。

雑巾を探す際にまずチェックすべきなのは、日用品・生活雑貨のコーナーです。

具体的には、以下のアイテムが置かれている棚の近くに配置されていることがほとんどです。

  • 洗剤カテゴリー:洗濯用洗剤や台所用洗剤、住居用洗剤のすぐ隣、あるいは上下の棚。
  • キッチン用品:スポンジや排水口ネット、ラップなどが並んでいるセクション。
  • 衛生用品:ウェットティッシュや除菌スプレーの近く。

また、意外な盲点として、「文房具コーナー」の端に置かれている場合もあります。

これは、学校の学用品として雑巾が求められることが多いため、ノートや鉛筆と同じカテゴリーとして扱われることがあるからです。

もし掃除用品コーナーに見当たらない場合は、文房具の棚を確認してみてください。

それでも見つからない場合は、店員の方に「お掃除用の雑巾はどこにありますか?」と尋ねるのが最も確実です。

コンビニの棚は頻繁にレイアウト変更が行われるため、プロに聞くのが最短ルートとなります。

コンビニで購入できる雑巾の種類と特徴

コンビニで売られている雑巾には、大きく分けて「素材」による違いがあります。

使用目的に合わせて選ぶことで、掃除の効率が劇的に変わります。

綿(コットン)100%の雑巾

最もオーソドックスなタイプです。

  • メリット:吸水性が非常に高く、大量の水を拭き取るのに適しています。また、生地が丈夫でゴシゴシと力を入れて拭くことができます。学校への提出用としても最適です。
  • デメリット:乾きが遅く、生乾きの臭いが発生しやすい点が挙げられます。

マイクロファイバー雑巾

化学繊維を使用した高機能なタイプです。

  • メリット:繊維の隙間に汚れを閉じ込めるため、油汚れや手垢、埃をスッキリ落とせます。速乾性にも優れています。
  • デメリット:繊細なプラスチック製品や漆器などを強く拭くと、細かな傷がつく可能性があるため注意が必要です。

使い捨てお掃除シート(ウェットタイプ)

厳密には布ではありませんが、雑巾の代わりに広く使われています。

  • メリット:洗う手間がなく、使用後はそのまま捨てられるため衛生的です。除菌成分が含まれているものも多く、キッチンやトイレ掃除に最適です。
  • デメリット:破れやすいため、広範囲や頑固な汚れの掃除には向きません。

雑巾がない場合の代用品

万が一、訪れた店舗で雑巾が売り切れていた場合や、取り扱いがなかった場合に、コンビニ内で購入できる代用品を紹介します。

キッチンペーパー

コンビニで必ず売っているアイテムです。

厚手のタイプであれば、水に濡らして簡易的な雑巾として使用できます。

窓拭きやテーブル拭きには十分対応可能です。

軍手(ぐんて)

意外な活用法ですが、軍手をはめたまま水に濡らし、手を使って直接拭き掃除をすることができます。

窓のサッシやブラインド、複雑な形状の置物などを掃除する際には、布の雑巾よりも便利です。

フェイスタオル

コンビニには必ずタオルが売っています。

200円から500円程度と雑巾よりは高価になりますが、サイズが大きく、半分に切ったり折りたたんだりすれば、非常に高品質な雑巾として機能します。

まとめ

コンビニエンスストアは、急な清掃ニーズに応えてくれる非常に便利な場所です。

セブン・ローソン・ファミマの各社とも、200円〜300円程度の価格帯で雑巾を販売しており、日用品コーナーや文房具コーナーで見つけることができます。

一般的な掃除であれば、汚れ落ちに優れたマイクロファイバー製がおすすめですが、学校への提出や大量の水を扱う場合は、昔ながらの綿製を選ぶのが良いでしょう。

また、より手軽に済ませたい場合は、使い捨てのウェットシートも有力な選択肢となります。

24時間いつでも手に入る利便性を活かし、掃除の目的や場所に合わせて最適な雑巾を選んでみてください。

急な「雑巾が必要!」というピンチも、近くのコンビニがきっと解決してくれるはずです。