急に手紙を出す必要が生じたり、ビジネスで急ぎの書類を郵送しなければならなくなったりした際、真っ先に思い浮かぶのがコンビニエンスストアの存在です。
24時間営業のコンビニは、深夜や早朝、あるいは休日でも確実に封筒を入手できる非常に便利な場所として重宝されています。
しかし、いざ店舗へ足を運んでみると「どのサイズの封筒が売っているのか」「自分の用途に合うものはあるか」と迷ってしまうこともあるでしょう。
主要なコンビニエンスストアであるセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートでは、一般的なビジネス封筒から祝儀袋、さらには梱包用のクッション封筒まで幅広く取り扱っています。
本記事では、各コンビニで販売されている封筒の種類、サイズ、価格の目安を詳しく解説するとともに、購入時の注意点や合わせて揃えたい事務用品についても網羅的にご紹介します。
コンビニで買える封筒の主な種類とサイズ
コンビニエンスストアの文房具コーナーには、日常生活やビジネスで頻繁に使用される主要なサイズの封筒が厳選して置かれています。
まずは、どのような種類の封筒が一般的に展開されているのか、その基本知識を整理しておきましょう。
ビジネスや一般手紙に最適な「長形(なががた)封筒」
コンビニで最も確実に手に入るのが、縦長の形状をした「長形封筒」です。
主に以下の2つのサイズが主流となっています。
- 長形3号 (120mm × 235mm):A4サイズの用紙を横三つ折りにして入れるのに最適なサイズです。定形郵便として送ることができるため、ビジネス文書や請求書、一般的な手紙に最も多く使われます。
- 長形4号 (90mm × 205mm):B5サイズの用紙を四つ折りにして入れるのに適したサイズです。こちらも定形郵便の範囲内であり、請求書の送付やちょっとした添え状を送る際によく利用されます。
多くのコンビニでは、これらの封筒が10枚〜20枚程度のセットになって販売されています。
書類を折らずに送れる「角形(かくがた)封筒」
履歴書や契約書、カタログなど、中身を折り曲げたくない場合に使用するのが「角形封筒」です。
- 角形2号 (240mm × 332mm):A4サイズの用紙を折らずにそのまま入れることができるサイズです。コンビニでは「角2」と表記されていることが多く、就職活動の履歴書送付や重要書類の郵送には欠かせません。
- 角形3号 (216mm × 277mm):B5サイズの用紙を折らずに入れることができるサイズです。
角形封筒は「定形外郵便」扱いとなるため、切手代が長形封筒よりも高くなる点に注意が必要です。
慶弔や梱包に使える特殊な封筒
文房具としての封筒以外にも、コンビニでは以下のような特殊な封筒も取り扱っています。
- ポチ袋:お年玉やお心付けを渡す際に使用する小さな封筒です。
- クッション封筒(緩衝材入り封筒):内側にプチプチ(エアクッション)が貼られた封筒で、CDやDVD、アクセサリーなどの小物を安全に送る際に適しています。
- レターパック(ライト/プラス):日本郵便が提供する専用封筒です。送料込みの価格で販売されており、コンビニのレジで購入可能です(一部店舗を除く)。
セブン-イレブンで販売されている封筒
セブン-イレブンでは、自社プライベートブランドの文房具や、コクヨなどの大手メーカー製品が並んでいます。
非常に品質が安定しており、「急ぎで必要だが、安っぽくないものが欲しい」というニーズに応えてくれます。
セブン-イレブンの主なラインナップと価格帯
セブン-イレブンでは、ビジネス用の白いケント封筒や、一般的な茶封筒(クラフト封筒)が充実しています。
| 種類 | サイズ | 概算価格 (税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 長形3号 クラフト | 120×235mm | 110円〜150円 | 20枚程度入り、日常使いに最適 |
| 長形3号 ホワイト | 120×235mm | 200円〜300円 | 10枚〜15枚入り、フォーマルな場面に |
| 角形2号 クラフト | 240×332mm | 150円〜200円 | 7枚〜10枚入り、A4書類用 |
| 角形2号 ホワイト | 240×332mm | 300円前後 | 5枚〜8枚入り、履歴書などに最適 |
セブン-イレブンの特徴
セブン-イレブンの封筒は、紙質がしっかりしているのが特徴です。
特にホワイト封筒は中身が透けにくい加工が施されているものもあり、プライバシーを守りたい書類の郵送にも適しています。
また、テープ付き(ワンタッチで封ができるタイプ)の取り扱いも多く、糊を用意する手間が省ける点もユーザーに支持されています。
ローソンで販売されている封筒
ローソンでは、標準的な事務用封筒に加え、店舗によっては「無印良品」の製品を取り扱っているのが大きな強みです。
ローソンの主なラインナップと価格帯
ローソンの文具コーナーは、実用性の高いアイテムがコンパクトにまとめられています。
| 種類 | サイズ | 概算価格 (税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 長形3号 クラフト | 120×235mm | 120円前後 | 標準的な茶封筒セット |
| 長形4号 クラフト | 90×205mm | 110円前後 | B5四つ折り用、枚数多め |
| 角形2号 クラフト | 240×332mm | 180円前後 | A4サイズ対応 |
| 無印良品 クラフト封筒 | 各種 | 100円〜 | シンプルで使いやすいデザイン |
ローソンの特徴
ローソンの一部店舗(無印良品導入店)では、無印良品のクラフト封筒を購入できます。
無駄のないシンプルなデザインで、ビジネスからプライベートまで幅広く活用できるのが魅力です。
また、ローソンは日本郵便との提携が強いため、レターパックの在庫が比較的安定している傾向にあります。
ファミリーマートで販売されている封筒
ファミリーマートでも、他の主要コンビニと同様に、必要十分な種類の封筒が取り揃えられています。
ファミリーマートの主なラインナップと価格帯
ファミリーマートでは、枚数のバリエーションが豊富な傾向にあります。
| 種類 | サイズ | 概算価格 (税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 長形3号 クラフト | 120×235mm | 130円前後 | 20枚前後の大容量パックが多い |
| 角形2号 クラフト | 240×332mm | 180円前後 | 10枚前後のセット |
| 万葉封筒 (和紙風) | 長形4号相当 | 250円前後 | お礼状などの丁寧な手紙用 |
ファミリーマートの特徴
ファミリーマートの文房具コーナーは、コクヨなどの国内一流メーカーの製品が置かれていることが多く、使い勝手の良さが際立ちます。
また、一部の店舗では、少し高級感のある和紙風の封筒や、季節に合わせた柄付きの封筒が置かれていることもあり、ちょっとした贈り物に添える手紙にも対応できます。
コンビニで封筒を買う際の注意点と選び方
コンビニで封筒を購入する際には、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
無駄な買い物を避け、スムーズに郵送準備を整えるためのコツをご紹介します。
バラ売りは基本的にしていない
コンビニで販売されている封筒は、基本的に1枚単位でのバラ売りは行われていません。
長形であれば10〜20枚、角形であれば5〜10枚といった「セット販売」が主流です。
1枚だけ欲しいという場合でも、パッケージ単位で購入する必要があることを覚えておきましょう。
封かん用の「テープ」の有無を確認する
封筒には、あらかじめ蓋の部分に両面テープがついている「テープ付き」と、糊やテープを自分で用意する必要がある「テープなし」があります。
- テープ付き:剥離紙を剥がすだけで封ができるため、外出先で糊を持っていない場合に非常に便利です。
- テープなし:価格が少し安い傾向にありますが、別途「水のり」や「スティックのり」を用意する必要があります。
急ぎの場合は、テープ付き(またはワンタッチ式)と記載されたものを選ぶのが最も効率的です。
郵便料金とサイズの整合性
封筒を購入した後は、切手を貼ってポストに投函することになります。
この際、サイズの選択を間違えると送料が変わってしまいます。
- 定形郵便:長形3号、長形4号など。50g以内であれば安価に送れます。
- 定形外郵便(規格内):角形2号など。A4書類をそのまま送る場合はこちらになります。
コンビニのレジでは、郵便物の重さを測って切手代を計算してくれるサービスは原則として行っていません。
自分で重さを確認するか、郵便局のサイトで料金を調べる必要があります。
封筒以外の関連用品(切手・ペン・のり)
封筒をコンビニで買う最大のメリットは、郵送に必要なアイテムをすべてその場で揃えられることにあります。
切手はレジで購入可能
ほとんどのコンビニでは切手を販売しています。
「84円切手を1枚ください」「140円切手をください」と店員に伝えれば、レジ奥から出してくれます。
ただし、切手は非課税商品(または非課税扱い)のため、現金での支払いが基本となる店舗が多い点に注意してください。
また、端数の切手(2円切手など)は在庫がない場合もあります。
宛名書き用のペン
封筒の宛名書きには、油性マジックや油性ボールペンが適しています。
水性ペンだと、雨に濡れた際に文字が滲んで読めなくなってしまうリスクがあるからです。
コンビニの文具コーナーには、宛名書きに最適な太さのサインペン(ゼブラのマッキーや、ぺんてるのサインペンなど)が必ずと言っていいほど置かれています。
糊(のり)や修正テープ
テープなしの封筒を購入した場合は、スティックのりやテープのりも一緒に購入しましょう。
また、宛名を書き間違えた時のために修正テープも近くに陳列されています。
ただし、ビジネスや公的な書類(履歴書など)では修正テープの使用はマナー違反とされるため、書き間違えた場合は新しい封筒に書き直すのが無難です。
コンビニで利用できる「発送サービス」の活用
封筒を購入して手紙を送る以外にも、コンビニには便利な発送サービスが備わっています。
レターパックの活用
A4サイズの厚みがある書類や、大切な書類を送る際に便利なのがレターパックです。
- レターパックライト:厚さ3cmまで。郵便受けに投函されます。
- レターパックプラス:厚さ制限なし(封ができればOK)。対面でのお届けです。
これらは封筒自体が送料込みの「プリペイド式」になっており、切手を貼る必要がありません。
セブン、ローソン、ファミマの多くの店舗のレジで販売されています。
スマートレターの活用
A5サイズ、厚さ2cm、重量1kgまでなら、スマートレター(180円程度)も便利です。
小さな冊子や、厚みのない小物を送る際に非常に安価で済みます。
まとめ
コンビニエンスストアで販売されている封筒は、私たちの日常やビジネスの「困った」を即座に解決してくれる心強い味方です。
セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの各社で、長形3号や角形2号といった主要サイズはほぼ確実に手に入ります。
選ぶ際のポイントをまとめると、以下の通りです。
- 用途に合わせたサイズ選び:A4三つ折りなら「長形3号」、A4そのままなら「角形2号」。
- 利便性のチェック:出先で糊がない場合は「テープ付き」を優先。
- 関連用品の同時購入:切手はレジで、ペンや糊は文具コーナーでセットで購入。
また、単なる封筒だけでなく、送料込みのレターパックなども活用することで、よりスムーズに荷物や書類を送り出すことができます。
24時間いつでも、高品質な事務用品が手に入るコンビニを賢く利用して、スマートに郵送業務を済ませましょう。






